サステナビリティ

SDGsへの取り組み

世界を変えるための17の目標

持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals) は、2015年9月にニューヨークの国連本部で開催された「国連持続可能な開発サミット」で採択された、国際社会が2030年までに持続可能な社会の実現を目指すための具体的な目標です。世界中の誰一人として取り残さないことを誓い、150以上の国連加盟国首脳の参加のもと採択されました。ゴール1の「貧困を無くそう」から、ゴール17の「パートナーシップで目標を達成しよう」まで、17分野の目標が掲げられ、それぞれ密接不可分の関係です。JALグループは、SDGsの目標達成と持続可能な社会の実現に向け、事業を通じて社会の課題解決に取り組んでいます。

株式会社JALグランドサービス Action for SDGs

JGSグループでは、1999年より環境保全に対する取り組みをはじめ、さまざまな活動を積極的に行っております。全社共通の目標として「できることからはじめよう」をキャッチフレーズに、今後もESGに関する以下4つの取り組みを重点領域と定め、SDGsが掲げるゴールを目指します。

Japan. Committed to the SDGs

外務省「JAPAN SDGs Action Platform」
取組事例として掲載されました

Action1 
環境への取り組み

  • JGSグループは、JALグループ環境方針に基づき、環境管理規程を定め、環境マネジメントシステム(EMS)を構築・運営しています。このEMSに基づき、事業の環境活動に関わる法令・その他ルールの遵守、環境負荷低減ならびに汚染の予防に努めるとともに、環境目標の達成を目指します。また、環境内部監査を毎年実施してシステムの適合性や遵法性の確認、目標の達成状況を確認します。

    エコ・ファーストの約束

    2010年5月17日、JALグループはエコ・ファースト企業に認定されました。
    エコ・ファースト制度は、環境の分野において「先進的、独自的でかつ業界をリードする事業活動」を行っている企業(業界における環境先進企業)であることを環境大臣が認定する制度です。
    JGSグループは社員一人一人が、これまで以上に率先してエコ活動に取り組んでいきます。そして、エコを通じてお客さまに「うれしい」を感じていただけるよう活動していきます。

    詳しくは「日本航空ホームページ」をご覧ください。

具体的なAction

重点項目 関連するSDGs項目 取り組み内容
省・再生可能エネルギー、気候変動対策、循環型社会
  • ・GSE車両排出ガス削減
  • ・ゴミ分別の徹底・ゴミの削減 
  • ・旧制服の再利用
  • ・FSC認証商品の導入
  • ・ペーパーレス化の推進・水使用の削減
  • ・COOL BIZ・WARM BIZの実施
生物多様性、森林、海洋等の環境の保全
  • ・里山再生プロジェクトの実施
  • ・植樹活動・清掃活動への参加

Action2 
働き方、人財育成を通じた取り組み

  • JGSグループは、誰もが生き生きと活躍することができるよう年齢や性別、国籍や障がいの有無、価値観や性的指向など、多様性を受け入れお互いを尊重し認め合い、一人一人の「個性」を十分に活かし、すべての企業活動で公平・公正を守ります。またジェンダー平等を実現し、活躍の場の拡大と出産・育児・介護への支援を行っています。加えて、あらゆるハラスメントを防止・解決するための「ホットライン」の設置や福利厚生および安全衛生委員会・「New Normalな働き方」を推進し、すべての社員が働きやすい環境づくりにも取り組んでいます。

    両立支援制度

    JGSグループでは育児や介護などと仕事の両立を支援する制度の整備や風土の醸成を行っています。社内では、イントラネットや座談会などを通じて各種制度、ロールモデル、取り組み内容を紹介し、男女問わず制度を活用できるよう推進しています。また、次世代育成支援への取り組みが評価され、2019年に次世代育成支援対策推進法に基づく厚生労働大臣による認定を取得しています。

    詳しくは「D&I」「健康経営」をご覧ください。

具体的なAction

重点項目 関連するSDGs項目 取り組み内容
あらゆる人々の活躍の推進

【D&I推進】

  • ・女性活躍・グローバル人財の育成
  • ・LGBTQへの理解浸透・障がい者の活躍
  • ・子育てサポート認定企業「くるみん」の取得
  • ・女性活躍推進企業認定「えるぼし認定」の取得

【ワークスタイル変革】

  • ・テレワーク・ワーケーションの推進
  • ・New Normalな働き方

【人財育成】

  • ・JALフィロソフィ勉強会・階層別教育
  • ・キャリア研修・専門学校への講師派遣
  • ・JAL OODA人財の育成
健康・長寿の達成
  • ・健康経営の推進
  • ・シニア社員の再雇用
平和と安全・安心社会の実現
                                       
  • ・新興国より特定技能社員の採用検討

Action3 
地域社会への取り組み

  • JGSグループは、JALグループの一員として事業を通じて社会に貢献すること、公共輸送機関としての使命と責任を果たすことに加え、良き企業市民として社会の課題解決と発展に貢献することを「JALグループ行動規範」で掲げています。取り組みに際しては、さまざまなステークホルダーと連携・協働するとともに、社員の積極的な活動を支援しています。 特に、「次世代育成」、「寄付」、「地域交流」、「NPOとの協働事業」などの社会貢献に積極的に取り組んでいます。

    詳しくは「社会・人」をご覧ください。

具体的なAction

                           
重点項目 関連するSDGs項目 取り組み内容
成長市場の創出、地域活性化、科学技術イノベーション
  • ・空育への参加
  • ・先端技術の導入による作業負荷の低減
  • ・各種ボランティア活動への参加
生物多様性の保全と地域貢献
  • ・ペットボトルキャップ回収(ワクチン提供)
  • ・里山再生プロジェクトの実施
  • ・植樹活動の推進
持続可能で強靱な国土と質の高いインフラの整備
                                       
  • ・ODA等を通じ開発途上地域のグランドハンドリング向上をサポート

Action4 
ガバナンスへの取り組み

  • JGSグループでは、存立の大前提である安全を堅持しつつ、お客さまに満足していただける最高のサービスを提供するため、「社員行動基準」、コンプライアンス・リスク管理体制を強化しています。行動規範を日々実行することで、社員一人一人が「頼れる人」として成長し、堅実な精神を保つための取り組みに全力を注いでいます。

    詳しくは「ガバナンス」をご覧ください。

具体的なAction

重点項目 関連するSDGs項目 取り組み内容
SDGs実施推進の体制と手段
  • ・BCPの策定とBCMの推進
  • ・SDGs活動の広報・啓発の推進
  • ・環境マネジメントシステム(EMS)を活用した進捗管理
  • ・コーポレートガバナンスの強化
  • ・コンプライアンスの徹底
  • ・リスク把握、評価、管理
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